Androidスマホには、紛失・盗難の際に役立つ「デバイスマネージャー」が搭載されています。

 パソコンのウェブブラウザーを使って専用ページにログインすると、端末の現在地を調べられる他、遠隔操作で「着信音を鳴らす」「画面ロックの設定」「英数字のパスコードに変更」「端末内のデータ削除」ができます。ですが、事前に設定をしておかないと、いざという時に使えないので、以下の設定は忘れずにしておきましょう。

 

「遠隔操作」の許可

 Androidスマホが見当たらない時に便利なのが「現在地を調べる」や「着信音を鳴らす」機能です。また、近くにない事が分かったらしておきたいのが「画面ロックの設定」や「端末内のデータ削除」です。

 いずれの操作もあらかじめ設定が必要です。ここではまず「遠隔操作」の設定をしましょう。

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 ホーム画面またはアプリ一覧から[設定]をタップします。

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 [セキュリティ]をタップします。

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 [機器管理機能]をタップします。機種によっては[デバイス管理]などの名称になっています。

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 [Androidデバイスマネージャー]をタップします。

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 ここで[有効にする]をタップすると遠隔操作が可能になります。

 

「位置情報」の許可

 紛失した際、デバイスマネージャーでまず行うのがスマホの現在位置を確認することです。これはGPS(人工衛星を使った測位システム)を使ってスマホの場所を特定しています。スマホでは「位置情報」と呼ばれるものです。

 そのため、紛失時に位置情報が有効になっていないと、現在地の特定ができません。安全を確保するためにも、位置情報をつねにオンにしておきましょう。

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 画面上部から下方向へスワイプし、通知パネルを表示します。

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 [クイック設定ツール]をタップし、[位置情報]をタップします。

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 確認画面が2つ表示されるので、いずれも[同意する]をタップします。

 これで位置情報の設定が完了です。いつ紛失するかわからないので、「遠隔操作」、「位置情報」ともに、有効にしたままにしておきましょう。

 また、いざという時にそなえて、以下の手順を確認しておきましょう。

 

紛失を想定した端末追跡の手順

 スマホを紛失してしまったら、まずはスマホがどこにあるかを確認しましょう。近ければ探しに行くこともできますが、遠い場合は他の対応をしなければなりません。

 位置検索はウェブブラウザーから行います。パソコンまたは友人のスマホを借りるなどして探してみましょう。

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 今回はパソコンのウェブブラウザーを使ってみます。URL(https://www.google.com/android/devicemanager)を入力するか、「Androidデバイスマネージャー」と検索し、結果内の[Android デバイス マネージャー – Google]をクリックします。アカウント認証画面で端末に設定したGoogleアカウントでログインします。

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 地図が開き、スマホの現在位置が青い範囲で表示されます。「位置情報を利用できません」と表示される場合は、スマホ側の位置情報が無効になっているのが原因です。スマホの電源が切れている場合は、最後に位置情報を取得した場所が表示されます。

 

遠隔アラームの手順

 正確な位置が特定できないなどの場合は、着信音を鳴らしてみましょう。周囲の人が気付いて交番などに届けてくれる可能性があります。

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 現在地を表示した状態で、メニューの[着信音を鳴らす]をクリックします。

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 確認画面で[着信音]をクリックすると、端末側では着信音が流れます。マナーモードの状態でも問題ありません。スマホの電源ボタンを押すと着信音を止められます。

 

遠隔ロックの手順

 ロック機能を使うと、画面ロックの「パスワード」が設定できます。PINやパターンを設定している場合でも、安全度の高いパスワードロックに変更できます。

 また、メッセージを画面上に表示できるので、連絡先を表示しておけば、拾ってくれた人が電話をかけてくれるかもしれません。

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 メニューの[ロック]をクリックします。

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 新しいパスワードを入力し、確認で再度入力します。画面に表示するメッセージを入力して[ロック]をクリックします。

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 スマホ側では、入力したメッセージが表示されます。ホームボタンでロック解除の画面へ移動すると、設定したパスワードを入力しないと開けないようになっています。

 

遠隔消去の手順

 データの流出を防ぐ最終手段は、すべてのデータを消去することです。上記の手を試し、見つかる可能性がないと判断した場合は、データの削除を考えましょう。なお、バックアップがあれば、データの復元が可能です。

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 メニューの[消去]をクリックします。

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 確認画面で[消去]をクリックすると、端末のデータが消去されます。

 実体験ですが、これまで2回ほど紛失を経験し、うち1回は「Androidデバイスマネージャー」が活躍しました。駅が表示されたので、保管されているんだろうとわかってひと安心。これだけでも使う価値があると実感しました。いつ来るかわからない事態に備えて準備しておくことをおすすめします。

 なお、公式アプリ「Androidデバイスマネージャー」もGoogle Playで配信されています。こちらは、たとえばタブレットからスマホを探すといったように、Android端末を複数所有している人が使うと便利。

 また、友人に借りたスマホから探す際、同アプリが入っていれば、上記と同様の操作で利用できます。その際は、自分のGoogleアカウントでログインするのを忘れずに。

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Androidデバイスマネージャー

Google

無料(価格は記事掲載時のものです) androidapp_download21

 

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