「スマホの動作が重くてイライラする」

 Androidスマホでもっとも多いといえるトラブルですね。ホーム画面を切り替えるだけでカクカクする、ゲームの反応が遅い、文字入力が遅れるなどなど……。常に使うからこそ些細なことでストレスが溜まるので、お困りの方も多いと思います。

 動作が重くなる原因は「アプリ」にあることが多く、スマホの心臓部であるCPUへの負荷が大きくなっている点が挙げられます。つまり、負担を減らせばイライラの原因を取り除くことができるわけです。対処法はさまざまですが、ここでは代表的な8つの対処法をまとめてみました。

 

(1)見えないところで動いているアプリを終了する

 アプリを終了するときはホームボタンを押しますよね? 実は、この方法ではアプリの画面を閉じただけで、バックグラウンドでアプリが起動したままになっているんです。とくに初心者の方には気づきにくい仕組みですよね。終了したと思っていても、見えないところでアプリがCPU処理やメモリを使用している状態なので、他の動作のジャマになっていることが多いんです。動作が重いと感じたときは、まず起動中のアプリをすべて終了させることが、改善の効果も高く、簡単にできる対処法です。

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 ホームボタンを長押しし、マルチタスク画面を表示します。ここに表示されているアプリはすべて起動中です。画面下部の[×](すべて終了)をタップすると、すべてのアプリが終了します。個々のアプリを終了させる場合は、アプリの画面を右(または左)にフリックします。

(2)アプリの最新版で動作が改善されていることも

 アプリは、開発者によってアップデートが行なわれています。多くアップデートはセキュリティ面の強化ですが、なかには動作が改善されている場合もあります。最新のバージョンにアップデートすることで、アプリ自体の動作が改善される場合があるので、更新がないかを確認してアップデートをしてみましょう。

アプリの一覧から「Playストア」を立ち上げます。画面左上のボタンからメニューを表示し、[マイアプリ]をタップします

 アプリの一覧から「Playストア」を立ち上げます。画面左上のボタンからメニューを表示し、[マイアプリ]をタップします。

「アップデートあり」の欄に表示されているアプリには、更新があります。[すべて更新]をタップすればアップデートが行われます

 「アップデートあり」の欄に表示されているアプリには、更新があります。[すべて更新]をタップすればアップデートが行なわれます。

 

(3)データの入れ過ぎではないかをチェック

 動作がもたつく原因のひとつが空き容量の不足です。お腹がいっぱいになると動けなくなるのはスマホも同じですね。空き容量を確認してデータがたくさんある場合は、「アプリをアンインストールする」「写真や音楽データを少なくする」などの方法でダイエットをしてみましょう。目安としては最低でも500MB以上は空けておくことをおすすめします。

[設定]→[ストレージ]をタップ。「システムメモリ(本体)」のグラフで使用量と空き容量の比率がわかります。下の各項目はデータの種類ごとの使用量です。データの使用量が多いものを目安にし、データ削除をして空き容量を確保しましょう

 [設定]→[ストレージ]をタップ。「システムメモリ(本体)」のグラフで使用量と空き容量の比率がわかります。下の各項目はデータの種類ごとの使用量です。データの使用量が多いものを目安にし、データ削除をして空き容量を確保しましょう。

 

(4)使わないアプリは積極的にアンインストール

 (1)や(3)に通ずる対処法が、アプリのアンインストールです。使っていないアプリは、積極的にアンインストールするのが得策でしょう。筆者の経験上、「あとで使うかも……」と思ったアプリは、使う機会が巡ってこないことがほとんどです。ただし、端末にはじめからインストールされているアプリはアンインストールできない場合があります。

[設定]→[アプリケーション管理]をタップします。「ダウンロード」の一覧からキャ削除するアプリをタップします

 [設定]→[アプリケーション管理]をタップします。「ダウンロード」の一覧から削除するアプリをタップします。

[削除]をタップし、「アプリケーションをアンインストールします」のダイアログ画面で[OK]をタップすればアンインストールが完了します

 [削除]をタップし、「アプリケーションをアンインストールします」のダイアログ画面で[OK]をタップすればアンインストールが完了します。

 

(5)ホーム画面のアプリやウィジェットを整理

 ホーム画面にたくさんのアプリのショートカットやウィジェットを置いているのも動作が重くなる原因のひとつです。ホーム画面がゴチャゴチャしていると、目的のアプリを探しにくくなるデメリットもあるので、よく使うものだけを配置して、不要なものは削除しましょう。ホーム画面上のアプリのショートカットを削除しても、アプリ自体はアンインストールされないので安心してください。

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 アプリのショートカットをロングタップし、表示されたメニューの[削除]をタップすれば、ショートカットを削除できます。ウィジェットも同様の手順で削除できます。

 

(6)ライブ壁紙ではなく、写真などの静止画を使う

 ホーム画面の背景に使う壁紙の中でも、背景が動くタイプのものを「ライブ壁紙」と呼びます。見栄えはしますが、動作がCPUの負担になるので、自分で撮った写真などの静止画に変更するといいでしょう。

[設定]→[ディスプレイ]→[壁紙]→[ホーム画面]の順にタップし、「壁紙」や「ギャラリー」から静止画を選択します

 [設定]→[ディスプレイ]→[壁紙]→[ホーム画面]の順にタップし、「壁紙」や「ギャラリー」から静止画を選択します。

壁紙に表示する範囲を選択します。[完了]をタップすると選択した写真が壁紙になります

 壁紙に表示する範囲を選択します。[完了]をタップすると選択した写真が壁紙になります。

 

⑦重度のカクカクには再起動が効果大

 フリーズしてタッチ操作を受け付けなくなった場合や、動作のカクカクが改善されないときなど、どうしようもなくなったときは再起動を試してみましょう。実行中の処理などがリセットされるので、たいていのトラブルは回避できる有効な対処法です。また、知らないうちにいろいろな動作をしているスマホは、トラブル時だけでなく、定期的に再起動するのがいいとされています。

電源ボタンを長押しし、[再起動]をタップします。フリーズなどでまったく動かない場合は、電源が切れるまで電源ボタンを長押しして、しばらくしてから電源を入れ直します。端末がオンになったら動作を確認してみましょう

 電源ボタンを長押しし、[再起動]をタップします。フリーズなどでまったく動かない場合は、電源が切れるまで電源ボタンを長押しして、しばらくしてから電源を入れ直します。端末がオンになったら動作を確認してみましょう。

 

(8)ブラウザやメールのキャッシュを削除してみる

 キャッシュとはアプリが一時的に保存するデータのことで、使用頻度の高いデータを高速に読み出すために使われます。とくにブラウザやRSSリーダー、メール、ゲームなどはキャッシュをため込みやすいアプリになります。このキャッシュが増えることも動作のもたつきの原因となるので、不要なキャッシュは削除しましょう。この対処法は端末全体の動作を改善するというより、個々のアプリの動作が遅いときに試してみるといいでしょう。

[設定]→[アプリケーション管理]をタップします。画面を左へフリックし、「全て」の一覧からキャッシュを削除するアプリ(ここでは「ブラウザ」)をタップします

 [設定]→[アプリケーション管理]をタップします。画面を左へフリックし、「全て」の一覧からキャッシュを削除するアプリ(ここでは「ブラウザ」)をタップします

「キャッシュ」の[キャッシュを削除]をタップします

  「キャッシュ」の[キャッシュを削除]をタップすれば削除完了です。

 

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